マダムな生活:人生とフランスは愉しんだ者勝ち La vie en France 🇫🇷

長らく東京で広告PRの仕事した後、2年予定のフランス遊学で一転。空港で出逢ったパリジャンが夫に→彼の転勤で南米ブエノスアイレスへ3年(現地で出産) →パリに帰任。まもなく(子育て世代に流行の職住も海山も至近の南仏プロヴァンスに)転勤。息子が昨年パリのグランゼコールに進学したのを機に、パリとマルセイユダブル生活拠点に。“暮らすように旅“ならぬ“ヴァカンスモードな暮らし“めざしてる、わがままだけど自分勝手ではないB型です。©2006-2022 Kimiko BOTTI [www.lavieenfrance.com] [kimikobotti.blog.jp] Tous droits reserves./All rights reserved.

2008年04月

『星の王子さま』を最初に読んだ時にも、格別感動もしなかった私なので、Peter MAYLE ピーター・メイルの『南仏プロヴァンスの12ヶ月』も、今頃読み返して、感銘を受けているところ。 世界中でブームになった頃には、“流行は押さえておかないと”と斜め読みしただけで、(最後の…
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フランスには、ロマンティックがいろいろ・・・その1つは、ギリシャ神話は想像の世界ではなくて、本当にあったのかも?とさえ思わせてくれるようなこと。 歴史の実在した空気を感じさせるものがたくさん残っていて、しかも、それが、触れることの出来る距離に存在している。…
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Peyrolles en Provenceは、このGrande Foire du Roy Rene中世のお祭りの機会に初めて訪れた町なので、もともとの姿を知らないだけにタイムスリップ感がより楽しめた感じ。フランスは、地震が(ほとんど)ないので、古い建物がそのままきっちり残っているので、余計な細工がい…
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(不平不満を並べつつも)マルセイユ暮らしで気に入っていることは、やはり沢山あって・・・雨の日が極端に少ないことも、その1つ。   だから、降り続く空を静かに見上げられる “心の余裕”(!?)というのか、ちょっと景観が煙る感じの、独特の雰囲気になるのを眺めるの…
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パリ1区のJARDIN DES TUILERIES テュイレリー公園は、17世紀に、Palais des Tuileries テュイレリー宮殿(は焼失してしまったけれど、ルーヴル宮殿西側に隣接していたらしい)の庭園として造られたもので、La Seine セーヌ河畔の大通りQuai des Tuileries ケ・デ・テュイレリ…
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そして、こちらはParisパリ市のすぐ北側に隣接するNeuillyヌイイ市で、ある有名カフェが槍玉に上げられている話題。   Neuillyヌイイの地名は、先日、大統領の次男がこの地区の議員に当選したことで記憶に新しい人も多いはず。そうでなくても、フランスでは、(元市長であ…
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Café le Marly カフェ・ル・マルリー<93,rue Rivoli 75001/Tel.:01 49 26 06 60>は、ルーヴル美術館の中庭広場に頭を覗かせている、有名なガラス張りのピラミッドの正面、見渡しのいい回廊部分に細長いテラス席を広げているのが特長。   朝8時から深夜2時まで、年中無…
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南仏・MarseilleマルセイユのVieux Portヴュー・ポー港の市役所正面に停泊中の船の中には、レストランになっているものや、船長・スタッフつきで貸切レンタルサーヴィスをしているものも何艘かある。   目立つところでは、市役所前にいくつか停泊していて、結婚式や大人…
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そして、マルセイユにも、駅舎を再利用した多目的スペース-Station Arexandre-があるのを知ったのは、つい最近のことで、(前出)“Le petit prince星の王子さま”の舞台を見に行ったのが初めて。 館長は、心からこの建物の存在を愛して誇りに思っている様子で、わざわざ鍵…
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Musee d'Orsay オルセー美術館が、もとは駅舎だったことはよく知られている通りで、高い天井も、古い時計も、とても気持ちのいい、古いのにモダンな建物。知っている限りの世界中の美術館の中で、1番好きな空間で、(子どもを持つまでは)1人でよく出掛けた。   パ…
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Opera近くの日系の日本食材専門店の品揃え(は、本当に痒いところに手が届く感じ)には及ばないものの、必要最低限の和食材料なら揃ってしまう(のと、多少安価なのも魅力)のが、ソルボンヌ近くのこちらのアジア食材店2店舗。Bd. Saint GermainをRue de Bievreに折れてすぐ…
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「マルセイユで日本食を作るには、数軒のアジア食材店を廻らないと、一軒では材料が揃わない」と、ここに越してきた4年前に、夫の新しい同僚が(私が日本人だと知ると、リストをくれて)教えてくれた。   日本に行ったこともなければ、仕事も全く関係ないのに、そんな(全…
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フランスでも、もち米がカンタンに手に入る。 意外と知られていないけれど、お米の消費量はとても多くて、スーパーマーケットでもパスタの横にズラッと各メーカーが並んでいるし、アジア食材店に至っては、産地・種類が、とても豊富。   そんなフランスで売られている…
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フランスにもソフトクリームが、ある。それも、とびきり美味しいのが。   一般的には、フランスで評判のGlaceアイスクリームというと、オーソドックスな(半)球形の、よくあるデザートタイプのことか、そうでなければ、Gelatoイタリアンジェラート・タイプがほとんどで、…
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さて、そのAN-PAIN AUX CERISESと名づけて楽しんでいるAMARENAアマレナ入り桜あんぱんは、これ。   ブルターニュ地方名産の塩キャラメルではないけれど、甘味と塩味を併せ持つお菓子は、なんだか口当たりがとてもいい。パン生地を発酵させるのを待つのに少し時間が要る…
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ジェラートのフレーバーや、ちょっとしたイタリアンレストランのデザートメニューでも、よく見かけるAMARENAアマレナは、サクランボのシロップ漬け。すごく甘いけれど、ただ甘いだけではなくて、独特のスパイシーな風味がある<写真:左は、ほぼ実物大>。   子どもの頃、両…
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ディナーなどのお招きに、Maitresse de maisonそのお宅のマダムへのお花を持っていくのがフランスの通例なのは有名だけれど、贈り方の正しいパターンというのは1つだけには限らない。   マナーブックなどで、お花を贈る場合には花束よりもアレンジメントや鉢花の方が先方…
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複数お問い合わせいただいている、Parisパリの2008年夏のSoldesバーゲン日程。   今のところ、公式発表(フランスのSoldesバーゲン日程は、法律で定められるので)はないままだけれど、何事もなければ(例年通りなら)、パリは、毎年6月の最終水曜日からなので、今年は、…
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パリに住む夫の両親が、イタリアの親戚とヴァカンスを過ごした折に、“普段着の美味しいイタリア”を、いろいろ、我が家にも届けてくれた。   オリーヴ・オイル、バルサミコ酢・・・フランスでも、イタリア製品は、モチロンふんだんに手に入るけれど、“よそゆき”と“…
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写真は、前出のチョコレート屋さんチェーンの別のショップ。マルセイユの中心地のCentre Bourseというショッピングセンターの中にあって、入ってすぐのところに、Bonbonsボンボン(キャンディやグミ)類が塔のように並んでいるのは、ここも同じ。 “お誕生日会に来てくれ…
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写真は、息子のかかりつけの小児科。   フランスのCliniqueクリニック(私立病院)は予約制で、それは、Cabinetキャビネ(医院)の場合も同じ。だから、待合室が満員ということは、ない。診察の時間が少し長引いて遅れたから数組待つ、という程度。合理的に、同業医達が…
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夏時間になって早2週間のフランス。日はどんどん長くなり、いつまでも太陽燦々なので、気づいたら、いつの間にか夜7時(!)ということも・・・というわけで、お料理のほうは、より手早く(手抜きともいうかも)なる一方。そんな(おまけに学校はヴァカンスだし、の)大義名分…
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Baccalaureatバカロレア(通称:BACバック)は、1808年に制定された教育システム。フランスでは、大学入学資格を得るために必要不可欠なもので、毎年6月に一斉に行われる。   時代と共に高学歴になるのはどの国でも同じことで、第2次世界大戦直後には対象年齢の3%程度だ…
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さて、フランスでは、高校生たちの抗議デモも、この2週間で(今日10日木曜日で)5回目。全国規模で、まるで同じ企業体のように統制がとられているのには、いつもながら感心させられる。   年に何度も抗議デモが行われ続けているけれど、その理由は、いつでも教育環境への…
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