マダムな生活:人生とフランスは愉しんだ者勝ち La vie en France 🇫🇷

長らく東京で広告PRの仕事した後、2年予定のフランス遊学で一転。空港で出逢ったパリジャンが夫に→彼の転勤で南米ブエノスアイレスへ3年(現地で出産) →パリに帰任。まもなく(子育て世代に流行の職住も海山も至近の南仏プロヴァンスに)転勤。息子が昨年パリのグランゼコールに進学したのを機に、パリとマルセイユダブル生活拠点に。“暮らすように旅“ならぬ“ヴァカンスモードな暮らし“めざしてる、わがままだけど自分勝手ではないB型です。©2006-2022 Kimiko BOTTI [www.lavieenfrance.com] [kimikobotti.blog.jp] Tous droits reserves./All rights reserved.

2014年01月

寒波の南仏マルセイユの金曜日。気温はパリと同じくらい。たぶん出ているワゴンの数は少ないけれど、朝のマルシェはいつも通り、朝7時には品物を並べ始めているはずなので、子どもを学校に送り届けたその足で向かう。午前8時半過ぎのPradoプラド大通りの広い舗道は、遠目に…
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真冬でも、ご覧の通り青空広がる南仏・地中海の街マルセイユ。それでも、気温一桁台の日はしばしばで、ミストラル厳しい日には、手袋を忘れたら指先が凍てつくほど。コートの襟を立てて、マフラーをして、足早に先を急ぎながらも、やはり、ノートルダムの姿が見えると、…
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C'est royal♪ dorade royale 地中海 とれたての鯛 : 岩塩まぶしてオーヴンにいれるだけ、20分。フランスでは、法律で、ホタテやウニなど年の半分を禁漁期間に定めて、キチンと育つように調整しているのは何度か紹介している通りのままで、数年前からは、地中海産のマグロ…
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そんな風に、いつものようにカモメのコーラスを見上げながら家に戻って、ひとしきり用事を済ませて、お昼ごはんをちゃちゃっと済ませ、乾いた洗濯物を取り入れたら、マニキュアを塗り直してメトロへ向かう。子どものお迎えまでの4時間だけ、オフィス街へ。毎日ではないけれ…
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・・・というわけで、フランス人たちの暮らしに欠かせないPainパン。そんな風に、最後のひとかけまでキチンと使い切る習慣の一方で、以前からよく言われているのが、「パンを食べるから太る」という説。TVコマーシャルで「パンは太りません」と業者の人が繰り返す…
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・・・そうかと思うと、2本買ってきたバゲットのうちの1本がほとんど残ってしまって、2晩越してしまったり。日本人がお米を捨て(られ)ないのと同じような感覚で、パンを大切に使い切るフランス人は多くて、カチカチになってしまっても、活かして美味しく、のレシピはい…
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パン屋さんに行くのを忘れたおとといの我が家の夜8時前。帰宅途中のはずの夫に頼んだとしても、もう開いている店はほとんどないし、もし閉店前に間に合っても、きっとバゲットは売り切れ。でも、大丈夫。冷蔵庫には、いざというときのために常備しているパイシート、野菜はひ…
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Un soir, à un arrête de bus @Marseille 南仏マルセイユ、ある夜のバス停・・・舗道に設えられたガラス張りのボックス型の待合スペースは、フランスの照明としては珍しい白色蛍光灯と、壁状の広告パネルの明かりが煌々と中を照らし出してくれるので、人がいなくても(地…
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ところで、先日のLe Môle Passédatの La Tableの素敵なお料理たち。Le Môle Passédatは、その名の通り、マルセイユの老舗でミシュランの三ツ星つきのLe Petit Nice Passédatのシェフ・Passédat氏のプロデュースによるもの。とはいえ、1人のシェフが2kmは離れ…
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いつまでもいつまでもお日様の昇らないフランスの冬時間。モチロン、陽の入りの時刻も早くて、ちょっとうっかりしていると、あっという間に真っ暗。それがツライと言うフランス人は多いけれど、東の果てから来た人間としては、夜の帳が下りるのが早いのは、ちょっと懐かし…
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月曜・午前8時半のマルセイユ、街の幹線の1つAv.Prado プラド大通りの上り車線はご覧の通り。ぱっと見るとわかり難いけれど、向こう3車線全部タクシーが駐停車状態でメトロ2駅分連なっている状態。手前の下り3車線がガラガラなのはその影響で、写真左中ほどにBUSとさ…
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地中海を臨む埠頭の一角に創られたMuCEM美術館。その景観の素晴らしさをプレミア直後にお伝えした折にちらりとご紹介した通り、最上階(4階)は、ミシュランの三ツ星シェフPassedat氏のプロデュースによるもの。ビストロ・シック、ブラッスリー、カフェ…
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子どもの成人のお祝いに、生まれた年のヴィンテージで乾杯・・・というのは、小説の中だけの話ではなくて、実際にお誕生日に同じ年の赤ワインを開けるという話を時々耳にするのは、フランスならではかも。ごくごく普通の家電品店の冷蔵庫売り場に何種類ものワイン専用庫…
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水曜日。サッカースクールに迎えに行った帰り道、もう手こそつながなくなったけれど、並んで話をしながら歩きながら、木々や空を見やるのは相変わらず私と息子の習慣・・・近道してテニスコートの脇を通り抜けながら、思わず足を止めた、冬の夕暮れの月。「ママ、この色好き…
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さて、そんな飽食の日々の辻褄を合わせるように・・・今日は七草粥。使われるのは春の七草が基本ではあるけれど、地方によっては、まだ春の芽吹きはないままだったり、食習慣が少々異なったりで、全国的に統一されているものではないらしい。で、我が家では、南仏プ…
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クレッシュの習慣については以前も書いた通りで、ここ数年は、もうすっかり、息子が出したり並べ替えたりする役目。並べ替えたり・・・というのも、以前も書いたけれど、このイエス・キリスト生誕を模したテラコッタ製の人形たちの習慣は、フランス革命後の宗教弾圧の時期に…
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さて、フランスに滞在する機会があるなら、ぜひ、買って試していただきたいのが、生フォアグラ。残酷な飼育方法を廻っての賛否両論あるけれど、中世以来、おめでたい席には欠かせないものとして愛されてきた食材の1つなのは今も同じ。一般的に輸出されるものは缶詰や瓶詰め…
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Bonne année 2014! あけましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。慌しくも、なんとか年越しそば、お雑煮の用意はできたものの、おせちはさすがに間に合わず。本当は、もうはしょってしまいたかったけれど、食いしん坊10歳児のたっての願いが《年…
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