マダムな生活:人生とフランスは愉しんだ者勝ち La vie en France 🇫🇷

長らく東京で広告PRの仕事した後、2年予定のフランス遊学で一転。空港で出逢ったパリジャンが夫に→彼の転勤で南米ブエノスアイレスへ3年(現地で出産) →パリに帰任。まもなく(子育て世代に流行の職住も海山も至近の南仏プロヴァンスに)転勤。息子が昨年パリのグランゼコールに進学したのを機に、パリとマルセイユダブル生活拠点に。“暮らすように旅“ならぬ“ヴァカンスモードな暮らし“めざしてる、わがままだけど自分勝手ではないB型です。©2006-2022 Kimiko BOTTI [www.lavieenfrance.com] [kimikobotti.blog.jp] Tous droits reserves./All rights reserved.

2014年08月

パリのリヨン駅(というのが紛らわしいけれど)が、長い工事を経て第1と第2それぞれにアクセスしやすくなったのは去年のこと。フランスではたくさんのホームすうを持つ大きな駅の場合、どこも、どの列車がどのホームに入ってくることになるのか、(運がよければ、30分以上前…
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フランス家庭の朝ごはんに、卵料理は出てこない。ハムも、チーズも、ない。基本スタイルは、温かい飲み物に、バターとジャムつきパンやビスコット。それではいけないと、幼稚園や小学校低学年では、朝ごはんの会を設けて、これにオレンジジュースやヨーグルト・乳酸飲料…
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フランス家庭料理は、とてもシンプル。1番多いといわれているパターンは、お肉を焼いて、野菜を添えて、出来上がり。サラダだったり、温野菜だったり(お米のことも)、ピュレーやフリット。そうした昔ながらのレシピは、日本語でならおふくろの味と呼ぶみたいに《Les recett…
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お昼ごはんのときにも Apéritif 食前酒から、なフランス。・・・とはいっても、フランス人の基本的な気質は、概ね世界で知られているイメージ通りだけれど、口にするモノに関しては、各地方・それぞれの家庭でずいぶん異なっていて、食にまったく興味を持たない人たちもい…
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雨の月曜日、どこかのんびり、いかにもパリ!に過ごせるところをと、11歳児のために選んだのは、Musée Jacquemart-Andrèジャックマール・アンドレ美術館。そういえば、ここは15年ぶり。パリで暮らし始めたばかりの、GEM片手に片っ端から史跡めぐりをしていたことを思…
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8月のパリは、開いている商店も住人たちも半減して閑散としているけれど、青空広がる日が続いて、とても気持ちいい。日本のお盆とお正月ではないけれど、フランス人たちも、(地方や海外からの)里帰り組が選ぶタイミングは同じ時期(8月と12月のお休み)。だから、パリ時…
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家に招き合うのがごくごく日常的なフランス。おしゃべりと笑顔が何よりのご馳走になるから、招く側が気をつけなくてはいけないことは、席を外すことになる時間を出来る限り少なくすること。キッチンに行ったきり、というのは、1番マナー違反なことらしい。アペリティフ(食前…
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フランスの家庭料理はとてもシンプル。テーブルセッティングも、大皿の上に少し小さめのお皿を重ねて、ナイフとフォークとデザートスプーンを1本ずつ。だから、気の置けない友人同士の場合なら、一緒に仕度して席についてということがポピュラーなのも、納得いくでしょう?…
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フランス・ふだん着の食卓。お料理の後に運ばれてくるチーズたちは、消化を促す作用もあって、昔から欠かせないもの。言ってみれば、パンとチーズと赤ワインは、ごはんとお漬物とお番茶みたいな存在で、種類も品質もピンきりなのも、ちょっと通じるところがあるかも。好きな…
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閑散としているパリ市内を離れて、週末は、郊外や田舎の家で過ごすひとの多い8月。週末の夜は、親族(や気のおけない間柄で誘い合って)集まってのディナーも恒例で、だから、多少人数に変更が出ても融通の利くメニューが多い。・・・というわけでの、アペロ(アペリティフ)…
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フランス人たちは、実によく家に招き合うことで知られていますが、こんな風に食卓を本格的に彩る調理小物もたくさん。写真は、夫の両親愛用の《クレームブリュレのためだけのプチ・ガスバーナー》。 おとなの片手でしっかり握れてしまうコンパクト・サイズ。自宅でもヴァ…
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8月21日快晴。夏のパリの青空に浮かぶ雲が、ぐんぐん動いていくさまを、ぼーっと眺めるのが好きなのは相変わらずで、ずっと以前にもいくつかの写真と綴った通り。今年は冷夏と覚悟していたのに、今日はご覧の通りの青空広がるいいお天気で、陽射しの下にテーブルを整えたラン…
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さてさて、ヴァカンスにはいつも、一日中口を動かし続けているみたいだといつも思うけれど、déjeuner お昼ごはんにだってこのこの通り。Apéroアペロから。写真右は、本場パルマのシャルキュトリー、生ハムとサラミとパルメザンチーズ。イタリアの遠縁たちからの贈り物の…
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スーツケースを空にして、冷蔵庫を満杯にして、冷蔵庫を空にして、スーツケースを満杯にして…En TGV . 夏休みも残すところ2週間。 フランスの新幹線TGV、パリ行きは連日どれもほぼ満席で、大きなトランクをいくつも抱えた人たちや子ども連れや・・・ヴァカンスも終盤…
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子連れの飛行機旅は、赤ちゃんの時よりも、成長するほどに厄介だと解ってきたのはここ数年。抱っこ紐の時代には、JALのファミリーサービス(という母子のみの搭乗者向けの気配りつきプラン)を利用していたので、優先搭乗・乗り継ぎもケアあり、おむつも離乳食もサイ…
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写真は、えびと11種類の野菜のテリーヌ。なんと、この夏、都内のファミレスのセットメニュー(選べるサイドメニュー)で。もっと驚いたのは、写真より実物の方がさらによかったこと。ちょっと深刻な相談に乗ってもらうために、長めのランチタイムを取って出てきてくれた女友…
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銀座のその店を2名で予約したのは私で、ご一緒したのは初対面の女性。FB経由でのお付き合いの中で、ご家族での来仏予定を知って、マルセイユにも寄られると聞いて喜んでいたら、日程は夏。私は、ちょうど入れ違いで日本なので、せめて旅のプランの確認のお手伝いをとスケ…
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日付を遡って、東京写真日記のつづき・・・銀座のl'Odoranteロドラントでのランチ。お昼のメニューはお任せで2種類あって、こちらは品数の少ない方(なのに、この通り!)。Fromages チーズの盛り合わせは、薦められて追加。昼なのでワインも控えていたのに、やっぱり頼まず…
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宇宙博のために出掛けた幕張で、コラボメニューを実施しているお店がいっぱいだというイオンのショッピングセンターのことを知って、早速ランチに。炎天下、10分が1時間にも思えた炎天下のアスファルトの大通りを横切って、ようやくたどり着いたショッピングセンターは、たぶ…
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フランスの子どもたちは、小学校のうちから将来なりたい職業について話す機会がとても多い。モチロン、良くも悪くも《(外見も中身も)皆が同じではない》社会だからこそのことで、親の世襲を背負っている子もいるし、現状から抜け出すための手段として模索する子も。宇宙…
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