パリのリヨン駅（というのが紛らわしいけれど）が、長い工事を経て第1と第2それぞれにアクセスしやすくなったのは去年のこと。

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フランスではたくさんのホームすうを持つ大きな駅の場合、どこも、どの列車がどのホームに入ってくることになるのか、（運がよければ、30分以上前に表示されているけれど）たいていの場合、直前までわからない。列車によっては、乗車受付時間が発車20分前から5分前までで、ぎりぎりには飛び乗れないという、フランス人たちにとってもとても不便な状況で、運が悪いと15分前になって突然表示されるので、スタンバイしている場所が悪いと、全速力で走らないといけない羽目になったり・・・見送りに来てくれている夫の両親に、別れ際の挨拶のビズすらできなかったこともあるほど。

1人で最終列車のときや、満席続きの季節の子連れ利用客にとって、これほどドキドキすることはなかったのが、少なくとも、どちらのコンコースなのかがわかるようになった今では、カフェでゆっくりしていられるようになったのが、とても嬉しい。

発着案内の電光掲示板は、そこここにあるし、角カフェの前にも。

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見通しのいいガラス張りの２階建てのカフェ・ビストロスペースも登場。乗り継ぎでうんと時間が開いていても、ゆっくり過ごすことも出来る。

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旅のお伴にお土産に、とフォションのブティックも。

欲を言うなら、東京駅みたいに各地の名産品をズラリ・・・という日が、来てくれますように。