4月9日午前11時半過ぎのMarseilleマルセイユ・Vieux Portヴューポー港脇の舗道とカヌビエール大通の終点がぶつかる地点のゼネスト風景。カラフルで賑やか、一見、お祭り風景みたいでしょう？

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南仏近郊各地から、（組合が費用持ちの）チャーターバスで駆けつけてきて（そのバスはずらりと大通りを駐車スペース代わりにして）、午前中、マルセイユ市内の幹線を練り歩いて（通行止めになって）、お昼ごはんを食べて帰っていく・・・大声で高らかに世間話をしたり、家族らしい相手と携帯電話で話したり、生活圏を塞がれる痛みは想像もしてない様子。

政府に訴えかけるためというよりは、こうして時々集まって楽しんでいるんじゃないの？とイヤミを言いたくなるけれど、警官隊とのやりとりはなかなかアグレッシブな雰囲気に溢れていて、煙の上がっている向こうは警察車両が停まっているので、真剣勝負には違いないのかもしれないけれど、フランス革命以来としか思えないこの《解決案を提示しないで、ただ不満だけを声高に集う》パターンは、いい加減改善して欲しいとつくづく思う。

声高に言いたいけれど、この写真は、この日、2つの教育機関の1,500人の子どもたちが集う（公的スペースを使用することもあって日にちを変更できない）課外授業の行事があって、この混乱を避けるために、片道6kmを徒歩で移動しなければならなかったのに付き添った折に撮った1枚。予定の倍以上の人数の保護者が付き添った。