パリ・年の瀬百景　: 　サンジェルマン・デ・プレ

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12月のサンジェルマン・デ・プレ教会に昼間来たのは久しぶり。

女友達とオデオンに向かう途中、クレッシュがでているはずだからちょっと寄っていこうという話になって・・・

クリスマスマルシェのシャレーの多さにちょっとびっくり。

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以前もクレープや温かい飲み物のスタンドはいくつもあった記憶があるけれど、いつも通り、焼き栗屋台も出ているぐらいの広々とした舗道だったはず・・・と言いながら、そういえば、子どもを美術館のアトリエに参加させてた小学生の頃以来（その間にお茶をしていたので）この時季にはきていなかったことに気づいた。

クレープ屋台だった場所はチュロスのシャレー、お隣のホットワインのカップの大中小のサンプルの表記はBig-Smallと英語になっていて、英語で話しかけてもフランス語でしか返事が返ってこなかったのは、もう前世紀の話なんだとつくづく感じるほど、英語をごくごく自然に話すフランス人が増えた。

でも、確かに、フランスのクリスマス準備のためのマルシェではないし、シャンゼリゼでのものが今年中止になったのも、先を鑑みると、悪くないかもしれない。

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パリの街にいると、博物館の中に身を置いて暮らしていでるみたい、と何度か書いたことがあるけれど、テーマパークみたいにはなってほしくないもの・・・