今夜、21日夜から、フランスの学校はクリスマス休暇。

フランス的には、ここが仕事納め的ポイントみたいに動いている感じで、ちょっとひと区切り。


で、2ヶ月前から延び延びになっていた2家族での食事は、やはり行きそびれていたままだった評判のイタリアン・ビストロへ。絶品ぞろいで、それぞれが自分の選択に後悔しないおいしさ(気の置けない同士だし、カジュアルな店なので、ひと口ずつ味見しあったり)。


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えびイカたこの揚げ物は、今夜にもまた食べたいくらいのさらっとした香ばしさ。ジューシーでカラッとしているので、この量でも1人で平らげてしまった。


魚介苦手な息子とダイエット中の夫とだと、家ではできないからと選んだけれど、そうでなかったとしても、自分ではできないプロの匠。


そういえば、家に招き合うより一緒に外に繰り出すパターンが増えている。


各々が自分の食べたいものを好きに選べるし、お開きの時間も日付が変わらない。


ちなみに、高い天井の下に張られているロープに吊るされたオブジェはリネン類と大きな赤いパンツたち。イタリアの窓辺の洗濯ものみたい。


そして、パスタもモチロン、アルデンテ。フランスのパスタが茹で過ぎだというのは、もうすぐ伝説になってくれそう。少なくとも、マルセイユには評判のイタリアンが続々と増えているのは、新しい外食文化が定着しつつあるお陰。


そちらの話は、追ってまた。


ガソリン税値上げでのマニフェスタシオンとは違う、都市部では都市部の暮らしでの厳しさがある。住民税・地方税は格段に高額だし、時間外労働や休日出勤、単身赴任も普通にあるし、ヴァカンス中でもPCは開く。


バカロレアが2年後に全面改正になるのへの抗議で、公立高校で生徒たちが学校をブロックしてものを燃やして声を張り上げていた一方で、私立高校では2週間の期末テスト(に合わせて変わった教育プログラムとして取り入れられた)を粛々と行っていた。


ひとつの国の中でパラレルワールドが存在する2018年末。